山梨にUターンしてギター作りの日々から製造業へチャレンジ!
製造担当 正木康博さん
ナミキで働くきっかけ
ー現在はどんなお仕事をしているのですか?主にアルミや鉄の機械加工を担当しています。鉄道や自動車の部品、医療機器などの製造に携わっています。発注された商品の図面を見ながら、プログラムの作成〜加工までを手がけます。 |
ー都留の会社を選んだきっかけとこれまでの経歴を教えてください。東京の専門学校を卒業した後、新潟の佐渡島でエレキギターの製造に携わっていました。その後、地元である山梨に戻り、都留高等技術専門学校で半年間技術の勉強をし、社長の紹介でナミキに入社しました。2008年に入社したので、今年で15年目になります。
―製造業に興味を持つようになったきっかけはありますか。 |
もともと物を作ること自体が好きだったということはあります。ギターづくりに興味を持ったきっかけは叔父がスタジオミュージシャンで、叔父がギターを自分で作るのを間近で見る機会があったことです。叔父の姿に憧れて自分でもギターを演奏することも好きでしたし、ギターを作る専門学校を志し進学しました。
それからギター製造の会社で働き2年で退職しましたが、ものづくりは好きだったので、知識をつけて製造業で働こうと地元に戻り、都留高等技術専門学校に入ったという経緯があります。
自主的に朝6:30出勤 働きやすい環境
―一日の流れについて教えてください。
6時半に出勤し、機械の電源を入れて慣らし運転をします。7時頃から機械の加工を始め、12時頃に昼食をとってまた機械加工に取りかかり、17時に退社します。子どもと遊ぶ時間を多くとるために、社長と相談して朝残業という形をとっています。
ー正木さんからみてナミキさんはどんな環境ですか? 若手からベテランまで様々な世代が集まって和気あいあいと働いています。家族と過ごす時間を確保できるように働き方を工夫できるなど、柔軟な環境だと思います。 |
ー先輩はどんな方々ですか?
わからないことを聞きやすいので、日々居心地の良さを感じています。専門学校ではまんべんなく技術を学んだだけだったので、はじめのうちはプログラムの作り方はほとんどわかりませんでした。先輩方が丁寧に教えてくれたため、今では一人で担当できるようになりました。仕事終わりには部長や従業員と飲みに行くこともあるくらい仲良く過ごしています。
ーお休みの日は何をして過ごしますか? 主に家族と過ごしています。自分自身小学生の頃からバスケットボールをやっていて、最近子どももバスケにハマりはじめたので、一緒に家の庭でバスケットをしたりNBAを観たりしています。大月在住ではありますが、温泉やご飯のために都留に来ることも多いです。 |
仕事のやりがい・大変なところ・これから
ーやりがいを感じるのはどんな時ですか? 単品の部品を一人で作って検査に通り、それが製品になる時にやりがいを感じます。仕事を始めてすぐは量産のものを担当してきて単純な作業が多かったのですが、3〜4年たった頃から単品のものを担当させてもらえるようになって、プログラムから製造までできるようになりました。 検査に通す前には自分でも問題がないかチェックをしますが、それでも検査に引っかかってやり直しになることはあります。複雑なものだと完成までに一日半から二日ほど時間がかかるので、出来上がった時の達成感は大きいです。また、取引先に自分で納品しに行ってOKをもらえるときもやりがいを感じます。 |
ー大変な時はどんな時ですか? 図面をもらってからは自分でイメージ図を描いたりプログラムを作ったりと、完成まで一人で担当することが多いのですが、難しい図面の依頼が来るとどうやればいいのかわからないので大変です。先輩の意見を聞きながら「こうすればできるかな」と考えて試作品を作ります。それが検査に通った時はとてもやりがいを感じます。 また、入社したばかりの頃は本を持ち帰って、家でもプログラムの作り方を勉強していました。覚えることがたくさんあったので、はじめのうちは苦労しました。 |
ーこれからの目標はありますか? 取引先とコミュニケーションを取りながらものづくりを進める機会を増やしたいですね。また、これから後輩が入ってくることもあると思うので、後輩に指導ができるようになりたいです。自分自身にもまだまだ足りないところが多々あると思うので、そこを補いながら成長したいです。 |
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